旋回方法について

本ツールでは、車両の旋回方法として以下の2種類に対応しています。
旋回方法 説明
止めハンドル
(止まりハンドル)旋回
旋回前にハンドルを切り、据え切りのまま旋回をおこなう方法です。クランク状の狭窄路を走行したり、狭い敷地をUターンする場合など、特に急旋回を行う必要がある場合などに用いる旋回方法です。停止するか停止に近い状態でハンドルを切り、切り終えてから旋回を始めるため、車両が向いている方向とは異なる方向(初期ハンドル角θ方向)に旋回を開始するのが特徴です。
なお、初期ハンドル角θは下式より求まります。




初期ハンドル角ゼロ
旋回
(通常旋回)
連続したヘアピンカーブを徐行しながら走行する場合のように、ハンドルを切りながらほぼ一定した速度で旋回を行う場合の旋回方法です。曲線形に合わせてハンドルを切るため、止めハンドル旋回とは異なり、発進直後の車両方向も徐々に変化するのが特徴です。なお、この旋回方法では初期ハンドル角はゼロとなります(θ=0)。