アルバムの自動バックアップ機能


1.概要
フォトマスターII Proには、アルバムデータの自動バックアップ機能があります。
バックアップ機能を有効にしておくと、停電や予期せぬエラーなどで強制終了を余儀なくされたとしても、次回起動時に、終了直前の状態に復元することが可能となります。
バックアップの設定画面は、メインメニューの「オプション」-「バックアップの設定」を選択します。



2.設定画面
バックアップの方法には、「簡易バックアップ」と「完全バックアップ」の2方式があります。
「簡易バックアップ」は、一時作業フォルダ内のデータを利用してバックアップを構築するもので、負荷が小さくバックグラウンドで処理することが可能ですが、復元可能な状態は、エラー直前のみとなります。また復元のタイミングは、エラー直後の起動時のみとなります。
一方「完全バックアップ」は、バックアップ専用フォルダを別途設け、そこに保存時刻の異なる直近5回のアルバムデータをバックアップする方式です。この方式では、バックグラウンドでの保存は出来ませんが、一時作業フォルダと異なるフォルダに時系列的に保存することで、直近5回までのバックアップデータから選択してデータ復元することが可能です。また簡易バックアップと異なり、いつでも過去のバックアップデータを復元できるという自由度の高い方式です。
通常は「簡易バックアップ」で十分ですが、データ復元を重視する場合は「完全バックアップ」を選択して下さい。



バックアップを有効にすると、メイン画面下端のステータスバーに、下図のようにバックアップ機能が有効になっていることが表示されます。またステータスバーのアイコンをクリックすると、バックアップ設定画面が表示されます。保存間隔を変更する場合等にご活用下さい。



3.復元について
バックアップ機能を有効にした状態で停電や予期せぬエラーなどで強制終了した場合、次にフォトマスターIIProを起動すると、下記画面が表示されます。
失われたアルバムデータを復元する場合は、「アルバム復元」ボタンを押して起動してください。終了直前に保存されたバックアップデータに基づき、アルバムデータが復元されます。
なお「完全バックアップ」を選択している場合で、かつ復元するデータを選択して復元したい場合は、下記画面で「通常起動」した後、「オプション」-「バックアップ設定」-「復元」画面にて、復元したいデータを選択して「復元」ボタンを押して下さい。