地形断面図の作成機能
概要
Mapget Proでは、背景地図が「地理院地図」もしくは「航空写真」の場合に、地図上の任意点を結んだ経路の標高を取得して、地形断面図を自動作成することが出来ます。
■断面図の仕様は下表のとおりです。
作図可能な最大経路長(L) | 20km |
標高モデル | 基盤地図情報数値標高モデル DEM5A・・・都市域等(5mメッシュ:標高) DEM5B・・・都市域等(5mメッシュ:数値地形) DEM5C・・・島しょ部等(5mメッシュ:数値地形) DEM10A・・・火山部(10mメッシュ:火山標高) DEM10B・・・全国(10mメッシュ:標高) |
標高精度 | DEM5A・・・0.3m以内 DEM5B・・・0.7m以内 DEM5C・・・1.4m以内 DEM10A・・・2.5m以内 DEM10B・・・5m以内 |
標高の取得間隔 (選択可能な経路長) |
3m (L≦2km) 5m (L≦4km) 10m (L≦8km) 25m (L≦20km) |
取得標高データの出力形式 | Excelファイル |
断面図出力形式 | ・オートシェイプ描画(Excel) ・DXFファイル(CAD) |
標高モデル/精度の出典
https://fgd.gsi.go.jp/download/ref_dem.html
経路の設定
断面図を作成するには、まずツールバーの「断面図の作成」を実行します。そして、下記右図のように、作成したい経路を2点以上マウス指示し、最後に右クリックにより指示を完了します。
経路の指示が完了すると、下記の「断面図の作成」画面が表示され、マウス指示した経路の指示点とその座標が一覧表示されます。
地形断面図の作成
「断面図作成」ボタンを押すと、設定した経路に沿って地盤の標高を取得間隔で取得し、下記のように断面図を作成します。
なお取得した標高データは、距離と共にExcelファイルに保存することができます。
断面図は、CAD出力が可能です(DXF)。
出力時の設定
断面図の出力は、Excel保存(ワークシート上にオートシェイプ描画)と、DXFファイル保存の双方に対応しています。
出力は、縮尺を設定してからおこなって下さい。縦横が異なる縮尺も可能です。なお断面図の線色は黒(白)のみ、線種は実線です。変更したい場合は、出力後に編集してください。