Civil Works  シビルワークス         Since 2001.10〜 今日は

  


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※体験試用が可能です!
 ■プログラムの概要
Excel de 災害写真作成支援」ツールは、Excelのワークシート上で使用するアドインツールです。本ツールは、ワークシート上でCADのように寸法が作図できる寸法描画機能に加え、赤白リボン(距離スケール)や測量ポールを描画する機能、ワークシート上のXY座標を結線し図化する機能など、全9種類のアドインツール集です。
主に災害査定用写真の作成支援用に開発したツールですが、現場写真や施工管理写真等の整理の際にも大変有用なツールとなっています。


機能 説明
 寸法描画機能
      
ワークシート(写真)上に、CADのように水平/垂直/斜め寸法を描画します。2段寸法まで対応。
  赤白帯描画機能
      
赤白リボンテープを距離スケールとしてワークシート上に描画します
  測量ポール描画機能  
 
2m、3mの測量ポールをワークシート上に描画します
  引き出し線描画機能  
文字列を引き出し線と共に描画します。
  DXF_Converter   EXCEL表をDXFファイルに保存します。EXCEL-DXFコンバータと同一機能です。
  EXCEL_de_CAD作図  
ワークシート上のXY座標を連続線で描画したりDXFファイルに保存します。
  文字列⇔数式_相互変換 ワークシートのセル内の文字列を数式に変換したり、その逆をおこなうものです。
 撮影マーカー描画機能
      
撮影位置と撮影方向を2点を指示するだけで、写真番号付きの撮影マーカーをワークシート上に連続描画します。
  タイトル、測点名描画機能  
NO.1、NO.2、NO.3や、写真-1、写真-2などの末尾番号が連続するタイトルや測点等のテキストを、ワークシート上に連続的に描画します。

寸法作図例

マニュアル
(ダウンロード)

2022.09更新
動画紹介
(主要機能のみ) 
 


Excel de 災害写真作成支援」による作図例
            (Excel_de_sample1.xlsx)
全景写真寸法例
(ダウンロード)

※動画再生まで10秒前後かかる場合があります。

 プログラムの詳細
「Excel de 災害写真作成支援」ツール は、Excelにアドイン登録してから使用します。アドイン登録すると、Excelの「アドイン」メニューに6種類のコマンド(寸法描画、赤白帯(距離スケール)描画、測量ポール描画、引出し線描画、DXF_Converter、EXCEL de CAD作図機能) が表示されますので、各コマンドボタンを押して実行します。
また各コマンドは、セルのショートカットメニューからも起動することが出来ます。

 寸法描画機能
 ワークシート上やワークシートに貼り付けた写真上に、CADのように寸法描画することが出来ます。但し本ツールの寸法は無縮尺となりますので、寸法値は設定する必要があります。水平寸法、垂直寸法、斜め寸法の2段寸法以下の描画が可能です。
※注意、本ツールの寸法作図は無縮尺での作図となります。従って本ツールは、下図のようにワークシートに貼り付けた写真上などに模式的に寸法作図することを主な目的としています。


■動画説明


寸法作図設定画面


赤白帯描画機能(距離スケール)
 災害査定用写真の全景写真に赤白の距離スケールを描画することが出来ます。
災害写真の距離スケールは元々、災害現場で赤白の幅広巻尺を用いて距離を明示していました。しかし作業の簡素化と危険防止の観点から、今後は実測図が別途ある場合は、現地で赤白の幅広巻尺を用いなくても、撮影後に写真上に距離スケールを描画する方法で全景写真を作成することができます。
 下図は「災害査定添付写真の撮り方(平成26年改訂版)」<(社)全日本建設技術協会発行>に掲載されている全景写真に描画されている赤白帯です。本ツールはこの距離スケールを簡単に描画する機能となります。

■動画説明



 「災害査定添付写真の撮り方(平成26年改訂版)」<(社)全日本建設技術協会発行>より抜粋


本ツールによる赤白帯(距離スケール)描画例


測量ポール描画機能
 工事や測量に使用する赤白ポールを写真上に簡単に描画することが出来ます。長さは2m/3mのいずれかを選択します。



引き出し線描画機能
 文字列を引き出し線と共に作図します。



DXF_Converter機能
 Excelで作成した表を、DXFファイルとして保存します。
保存したファイルは、CADソフトにて読み込むことが可能です。




DXF_Converterの設定画面(EXCEL-DXFコンバータと同じです)


EXCEL de CAD作図機能
「EXCEL de CAD作図」は、ワークシート上のXY座標を結線し、指定縮尺にてワークシート上に作図したり、DXFファイルに保存するツールです。DXFファイルに保存すると、CADソフトに読み込んで様々な用途に活用することができるようになります。
(「EXCEL de CAD作図」にはフリー版があります。是非ご試用下さい。)



上図は、1グループの単純な連続線描画ですが、複数のグループを描画したり、グループ毎に異なる線色、線種、線幅を設定して描画することも可能です。
写真撮影位置マーカー描画機能
「写真撮影マーカー描画機能」は、ワークシート上に貼り付けた地図上に、撮影位置と撮影方向を示すマーカーを連続的に描画するための機能です。本機能の特長は、マーカーを描画する度に、番号を自動的に増加させる「番号自動増加機能」です。
番号自動増加機能とは、写真番号の初期値を入力すると、その後は描画する度に、1→2→3と自動的に番号を増しながらマーカーを作図する機能です。多数の撮影マーカーを作図するときに大変便利な機能です。
また撮影マーカーの書式も、下図のように様々なスタイルに対応しています。よく使用するスタイルは既定登録しておくことで、次回も使用することができます。

■動画説明






上図は、写真撮影マーカー描画機能を使用して作図した写真撮影位置図です。このような図面が簡単に作成できます。

 必要システム
オペレーティングシステム(OS) Windows7、8、8.1、10、11
プロセッサ Pentium4 2GHz以上
対応Excelバージョン MS-Excel2010以降
ディスプレイ 17inch以上、画面解像度1,024×768ドット以上
マウス 本体に対応し、日本語MicrosoftWindowsで使用可能なもの
プリンター 本体に対応し、日本語MicrosoftWindowsで使用可能なもの

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